犬のトレーニング方法【場所・シチュエーション編】

犬のトレーニング方法【場所・シチュエーション編】

犬のトレーニングをしていると「家ではできるのに、外に出るとできなくなる」なんてことありませんか。

屋外はいろんな刺激があって犬もなかなか集中してくれませんよね。

犬をトレーニングする場所やシチュエーションには様々な難易度があります。

難易度の低い場所から始めて、徐々に難易度を上げていきましょう。

難易度はその犬の性格などで違ってきます。ここでご紹介する難易度はあくまで目安です。

場所の難易度

難易度1 いつも過ごす場所

お家のリビングやハウス・ゲージの近く。

外飼いの子は庭や犬小屋の近くです。

難易度2 家の中のあまり行かない場所

普段あまり行かない部屋やお風呂場など。

お風呂嫌いの子の場合お風呂場はかなり難易度が上がるかもしれません。

難易度3 庭・玄関先

外の音などの刺激でトレーニングに集中しづらくなります。

特に散歩の時興奮しやすい子は玄関先の難易度は高いかもしれません。

難易度4 いつものお散歩ルート

家の近くの良く知っている場所です。

いろいろなにおいや音などがトレーニングの邪魔をします。

難易度5 家から遠い場所(行ったことがある場所)

愛犬と一緒によく出掛ける場所やドッグランなど。

かなり刺激が強い場所ですね。

難易度6 家から遠い場所(初めての場所)

初めて行った場所には知らない物やにおいがいっぱいあります。

小心者の子の場合はちょっと不安になって飼い主さんを頼りにし、逆に集中力が上がることもあります。

難易度7 高いところ

特に下が見えるような高いところは犬は苦手です。

一般の家庭犬であれば無理に高所でトレーニングする必要はありません。

ただ、トリミングや動物病院の診察では台の上にあがるので慣れさせておくのもいいと思います。

犬のトレーニング高いところ

シチュエーションの難易度

難易度1 犬 + 飼い主さんのみ

飼い主さん以外に人がいない場合は一番集中できます。

難易度2 車などが通る時

車やバイクに反応するかどうかで難易度は変わってきます。

難易度3 他に人がいる、人が通る時

こちらも「難易度2 車などが通る時」と同じで、人に反応する子かどうかで難易度は変わります。

難易度4 他に犬がいる、他の犬が通る時

犬好きの子でも犬嫌いの子でもかなり難しいシチュエーションです。

難易度を表にしてみた

場所 × シチュエーションの難易度を表にしてみました。

出来るようになったところからチェックを入れていきます。

表:犬のトレーニング場所・シチュエーション難易度

これで愛犬のの集中できる場所や苦手なシチュエーションなどが、わかりやすくなるかもしれません。

トレーニングをポイント制にしてみた

上記の難易度表をもとにトレーニングをポイント制にしてみました。

ドッグトレーニング・ポイント制

使い方

例えば一週間ごとに練習したい場所・シチュエーションを選択し目標に〇を付け、期間終了後出来るようになっていれば結果に〇を付けます。

結果に〇が付いたところの右側が獲得ポイントです。

獲得ポイント合計を出し、今週の獲得ポイントととなります。

 

なぜポイント制にしたかというと、トレーニングの上達の度合いってはっきりとはわかりにくいんです。

上達の度合いが可視化できれば、飼い主さんのモチベーションUPにつながります。

「先週は24ptだったけど今週は32ptになった!」というように。

興味のある方はPDFでダウンロード出来るようにしましたので、良かったら使って下さい。

PDFダウンロード

 

愛犬の集中できる場所・シチュエーションを把握して、

そして是非楽しんで レーニングをしてみてくださいね。