愛犬の「困った!」を解消したい時、とにかくすぐに出来る対処法を知りたくなりますよね。
よくわかります。その気持ち。
ただ、「対処法をやってみたけど上手くいかなかった!」ということもよくあることです。
そうなる前に(そうなってからでも)対処法以外の大事なポイントを確認しておきましょう。
まず病気やケガの可能性を考える
2012年のバルセロナ大学の発表によると、動物病院に連れてこられた攻撃行動をとる犬12頭のうち、全ての犬が股関節形成不全など病気によるの痛みを抱えているといことがわかりました。
それほど慢性的な痛みがあると問題行動が起きすくなるということです。
まず動物病院で病気やケガがないか確認して、健康であれば問題行動をなおす方法を考えましょう。
犬と飼い主さんの関係性を見直す
多くの犬にとって飼い主さんとの関係は、最重要事項です。
犬の幸せ・不幸せを大きく左右します。
問題行動をなおす前に飼い主さんとの関係を一度見直してみて下さい。
「信頼できる飼い主さん」になれていますか?
(犬のしつけの基本と大事な4つのポイント!も参考に。)
犬のストレスを減らす
メンタルキャパシティを大きくする
「吠える」「咬む」の原因は犬のメンタルキャパシティが低いから?の回でご紹介しましたが、
メンタルキャパシティが小さいことで問題行動が起こりやすくなってきます。
散歩や留守番の状況を確認する
散歩の時間が少なかったり、留守番の時間が多かったりといったストレスが溜まる状況を減らしましょう。
単純に散歩の時間を増やしたり、留守番の時間を減らしたり出来ればいいのですが、
無理な場合はドッグランを活用したり、留守番の時に一人遊びができるおもちゃを与えたりしてあげてください。
まとめ
以上、「犬の問題行動をなおす前に確認しておきたいこと」でした。
問題行動をなおす前に、ぜひチェックしてみてくださいね。