「ウチの子は散歩で引っ張るから毎日大変!」とお困りの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は引っ張りグセを治す方法をご紹介します。
愛犬に合った方法を見つけてくださいね。
歩く時の位置を教える
引っ張って散歩するクセがついている犬は、そもそも歩く時の正しい位置を知らないことが多いです。
歩く時の正しい位置を教えてあげましょう。
リードを短く持つ
リードを短く持ち、人間より先に犬を行かせないようにします。
この時手にリードをグルグル巻きにしてもいいですが、手が痛くなることもあります。
そんな時はリードに結び目を付け、そこを握るようにします。
またショートリードに変えてもいいでしょう。
「ツケ(ヒール)」を教える
犬が正しい位置(飼い主の横)にいる時、褒めたりおやつをあげます。
初めから外で教えるのは難しいので、まずは家の中でやってみましょう。
引っ張ることを止めさせる
引っ張ったら方向転換する
犬が引っ張ったら、飼い主さんは逆方向へ方向転換します。
犬は「前に行きたい!」と思っているのに逆方向へ行かされることによって、ちょっとだけ嫌な気持ちになります。
・引っ張る→ (方向転換) →ちょっとだけ嫌な気持ち
を繰り返すことによって、
・引っ張る = 嫌な気持ち
と思うようになります。
また、散歩の主導権は人間が持つ ということを無言で表すことにもなります。
引っ張ったら動かない
犬が引っ張ったら、飼い主さんはその場所で立ち止まります。
リードが緩んできたら、また歩き出します。
・引っ張る→(飼い主は動かない)→前に行けない、思い通りにならない
と教えていきます。
非常に根気のいる方法ですが、このやり方を勧めるトレーナーさんは多いようです。
引っ張ったら「禁止の言葉」を使う
ここで言う「禁止の言葉」は叱る時の言葉です。
「ダメ」「イケナイ」など、その子に普段言っている言葉を使ってください。
・引っ張る =ダメなこと
と教えていきます。
飼い主さんの方へ意識を向けさせる
犬が引っ張っている時、意識は飼い主さんほ方へは向いていません。
散歩の間ずっと他のところに意識がいっているのは良くありません。
犬の意識を飼い主さんの方へ戻しましょう。
名前を呼んでアイコンタクトする
まずは散歩の途中で立ち止まり、犬の名前を呼んでアイコンタクトしましょう。
飼い主さんを見ないようであれば、おやつを使ってもかまいません。
できるようになったら歩いている途中でアイコンタクトしてみましょう。
散歩の途中でトレーニングをする
散歩の途中で「オスワリ」や「マテ」の練習をしたり、
犬がよそ見している時に「オイデ」で呼んでみましょう。
注意する点
犬は毎日のお散歩をとても楽しみにしています。
引っ張りグセををなおしたくてトレーニングばかりだと、ストレス溜まる可能性もあります。
愛犬の様子を見ながら進めてください。
また、ストレス解消のためドッグランを活用するのもいいでしょう。
愛犬に合った方法は見つかりましたか?
引っ張りグセをなおして楽しくお散歩をしましょう!
