犬に「オスワリ」や「マテ」を教える時に、一緒にハンドサイン(ハンドシグナル)を出してみましょう。
声だけで指示するより犬にとってはわかりやすくなります。
ハンドサインとは
犬にコマンドを出す時、決まった手のポーズも一緒に教えます。
手のポーズに決まりはないので好きなポーズを教えていいのですが、わかりやすいポーズでなければあまり意味がありません。
また、毎回違うポーズだと犬が混乱するので、ハンドサインのポーズは必ず同じものを使います。
ここでは一般的に使われているハンドサインをご紹介します。
「オスワリ」の場合
犬の顔の前で人差し指を立て、「オスワリ」と声でコマンドを出します。
「フセ」の場合
犬の顔のあたりに下向きにした手の平を出し、「フセ」と言いながら手を地面に下ろします。
「マテ」の場合
犬の顔の前で手の平を広げ「マテ」と声でコマンドを出します。
ハンドサインのメリット
声だけではなくハンドサインを出すことで犬がわかりやすくなることはもちろん、以下のようなメリットもあります。
大きな声が出せない状況でもコマンドが犬に伝わる
騒がしく声が聞き取れない状況でもコマンドが犬に伝わる
シニア犬になり、耳が遠くなった場合でもコマンドが犬に伝わる
また、「ハンドサイン+声」でのコマンドに慣れてきたら、コマンドの出し方を「ハンドサインのみ」や「声のみ」に変更することもできます。
メリットの多いハンドサインを取り入れて、楽しくトレーニングをしていきましょう!